針灸の適応症
針灸の臨床の応用範囲はすでに
①経絡の診断
②針麻酔
③健康維持
④針灸治療
という治療の4つの分野にまで拡大しています。
針灸は、現在800に及ぶほど多様な病症を治療でき、そのうち四割の病症には治療の効果が顕著にあらわれ、臨床の各科にまで及んでいます。よくある病気、機能性疾病、慢性病だけではなく、ある難病や器質性疾病、急性病にも効果があります。治療可能な分野が非常に幅広いのも、針灸治療の大きな特長です。
- 運動器系
- 五十肩 肩こり むちうち症 寝違い 頚椎症 頚肩腕症候群 腰痛症 腱鞘炎 関節炎 リウマチ 変形性膝関節症 捻挫 椎間板ヘルニア 脊柱管狭窄症 すべり症 スポーツ障害 テニス肘 野球肘 顎関節症 など
- 神経系
- 頭痛 座骨神経痛 肋間神経痛 三叉神経痛 不眠 顔面神経麻痺 しびれ 脳卒中後遺症 パーキンソン病 自律神経失調症 うつ病 認知症 など
- 消化器系
- 口内炎 胃炎 胃下垂 胃酸過多 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 胃痙攣 胆石症 肝機能障害 下痢 便秘 など
- 循環器系
- 高血圧症 低血圧症 動悸 冷え性 動脈硬化症 不整脈 など
- 呼吸器系
- 風邪および予防 咳 喘息 気管支炎 など
- 内分泌系
- 痛風 糖尿病 バセドウ病 貧血 甲状腺機能障害 など
- 婦人科系
- 不妊症 逆子 生理不順 生理痛 月経前緊張症 つわり 不正出血 更年期障害 など/dd>
- 耳鼻咽喉科系
- 発声障害(失音症) アレルギー性鼻炎 副鼻腔炎 扁桃炎 花粉症 耳鳴り 難聴 めまい メニエル症候群 など
- 眼科系
- 仮性近視 白内障 復視 視神経萎縮 網膜色素変形症 眼の疲れ など
- 泌尿器系
- 膀胱炎 尿道炎 慢性腎炎 前立腺肥大 頻尿 インポテンツ など
- 皮膚科系
- 湿疹 アトピー性皮膚炎 円形脱毛症 帯状疱疹 など
- 小児科系
- 小児喘息 夜泣き 消化不良 食欲不振 不眠 夜尿症 虚弱体質の改善 など