鍼灸で不妊症を治療する
最近は不妊症の原因になりやすい病気も増加しており、10組に1組は不妊症といわれています。深刻なものは、夫婦の感情と家庭のむつまじさにも影響します。不妊症の原因は多くて見られます。
例えば
- 無排卵症
- 卵管異常
- 子宮内膜症
- 子宮頸の炎症
- 生理不順
- その他代謝の病気(糖尿病、甲状腺機能亢進)
などを引き起こします。
中国伝統の医学によれば、不妊症は腎臓、脾臓、肝臓との密接な関係があります。
- 腎臓は精を蔵す,この腎が貯蔵する精気は,人体の成長,発育,生殖,老化などにも関与する(腎藏精、主生殖発育)。
- 脾臓は消化、吸収された栄養物として全身に運搬される臓器です、気血の発生の源です(脾主運化、為气血生化之源)。
- 肝臓は血を貯蔵し、血量を調節する。肝の正常な機能を乱して、女性であれば生理不順や無月経になる(肝主疏泄、調暢气机、藏血)。
- その他、任脈と衝脈は皆が子宮の中で始まります,任脈と衝脈のバランスが崩れたり、また気血が不足したりすると不妊になる。
鍼灸治療は不妊症にも良い効果を持っております。主として腹部のツボを応用して、直接子宮と卵巣の機能を促進して奮い立たせます。
弁証によって四肢のツボも補佐します。寒証(冷え症)がある方には灸法で補佐として子宮を温め、そこの寒邪を祛除します(祛寒暖宮)。
う血がある方は古い血を除去し、新しい血を産生し血行を改善します(祛瘀生新)。
鍼灸を通じ月経を正常にし、気血の調和をさせ受胎するための良好な環境を創造します。
治療のコースは一般的に毎週2~3回、連続2~3ヶ月間治療すると良い治療効果が得られます。